自分の生涯の目標
2007年 09月 20日
この写真だけ見ても、何のことかサッパリ分かんないかも知れないけど、この写真は凄く意味のある写真だと思う。(ちょっと偉そうだけど、ご勘弁を)
逆エビ固めで捕まってるのは、義足レスラーのザック・ゴーウェン。ザック・ゴーウェンについては、前にも詳しく書いたので、こちらを見てください。(こちら)どうしても、体格的ハンデがあるので捕まる時間が長くなってしまう。そうすると、ピンチになるのでタッグパートナーは助けに行くのだが、タッグパートナーの武藤選手は、同じくタッグパートナーの太陽ケア選手が助けに行くのを止めている写真なんです。
試合終了後、武藤選手は「たぶん、賛否両論あるだろうけど、こいつの頑張ってる姿勢は絶対に世間が認めてくれるだろうし。こいつ自身、今日を乗り越えたことで、非常に自信をつけたと思うしね。ただ、これから壁っていっぱいあると思うから。そんなものは自力で乗り越えるしかないしね。それをみんなの前で証明して欲しいです。」っとザック・ゴーウェンについて語った。
これはプロレス以外にも言える事だと思う。苦境に立たされた時に、その人の本当の力を見る事が出来る。昔、何かの本に書かれてた文章の一節だが、ずっと心に残ってる言葉です。苦境に立たされた時に自分の力で、一歩でも前に進んで行きたい。自分の生涯の目標かな。生涯の目標をプロレスで表すのも、自分らしいかな。