9・23全日本プロレス後楽園ホール観戦記
2009年 09月 23日
第1試合は、渕正信VSヘイトのシングルマッチ。世界ジュニア挑戦を表明したヘイトは、現在90キロまで落としたらしい。ヘビーだった選手がジュニアのタイトルマッチに挑戦するのはそんなにないよね。今回の一戦でも勝利を手にしたので、実現には近づいた感じかな。
第2試合は、真田聖也VSMAZADAのシングルマッチ。ジュニアVSヘビーだが、キャリアで行ったらMAZADA選手のほうが圧倒的に多い。試合の8割はMAZADA選手が制してたら、最後は真田選手がジャーマンスープレックスで勝利。
第3試合は、船木誠勝VS河野真幸のシングルマッチ。船木選手の試合は、一種の緊張感がある。今回もピンと張り詰めた空気が漂っていた。26日の鈴木みのる選手とのシングルは見ものだね。
第4試合は、武藤&西村&カズVS諏訪魔&征矢&クレイジーの6人タッグマッチ。この試合はいくつもの前哨戦を汲んでるが、一番目立ったのは征矢選手だった。まさか西村選手からフォール勝ちを収めるとは思わなかった。26日長州選手と組んで、西村&真田組と戦うが26日に向けて良い弾みになったかな。
第5試合は、高山善廣VS近藤修司のシングルマッチ。この試合はなかなかの好カード。実際、凄いぶつかり合いになった。勝敗を分けたのは、体格だけだろう。もう一度、じっくりと見たいカードだ。
セミファイナルは、アジアタッグ選手権試合(王者組)鈴木&論外VS(挑戦者組)曙&浜のタッグマッチ。いや~でかいのはプロレスでは武器だね~そんな事を思わせる試合だった。浜選手の足はかなり痛めていたけど、なんとか凌いで最後は曙選手のダイビングボディープレス。力道山時代からあるアジアタッグを相撲出身者の二人が手にしたのは、相撲出身の力道山も喜んでるかもね。
メインは、(C)小島&ゾディアック&KAI&大和VS(C)TARU&ジョー&稔&歳三のキャプテンフォールマッチ。前半は、F4の方がゾディアック&KAIが相次いで失格になり不利になったが、大和選手の頑張りや児島選手のラリアットなどで、見事に逆転勝ち。まだまだユニットとしては始まったばかしのF4だけど、ゾディアック一人が加わった事によって、いろんな組み合わせも考えられるし今後に期待かな。
今回はアジアタッグが印象に残った。曙&浜がベルトを手にした事で、これからのタイトル戦線も楽しみだし、戴せない手にもいろんなタッグが挑戦してきそう。今回負けた鈴木&論外や西村&真田、小島&KAIもタイトル戦線に絡んで来るだろうし、ジュニアからカズ&近藤なんてチームも面白そう。アジアタッグは日本一古いタッグタイトルなだけに、歴史もあるしもっと光を当てて欲しいね。
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