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私yakojik対あらゆる同士との対抗戦


by yakojik
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プロレス迷勝負集 マスカラスVSブッチャー

 プロレスの歴史の中で、名勝負は数多くあるけどちょっと横にそれて、もう1つの迷勝負を紹介します。

         昭和54年8月22日 札幌中島体育センター

        特別試合 ミル・マスカラスVSアブドーラ・ザ・ブッチャー

 普通に考えて、絡むわけが無い2人が試合をした。マスカラスは絶対的のベビーファイス、一方この頃のブッチャーは最強ヒール、そんな2人の対決だから、自然と応援はマスカラスの方に多くなる。ブッチャーとマスカラスの体重差は約30キロ、マスカラスが105キロでブッチャーが132キロ。

 マスカラスの試合は、飛び技よりもグランドレスリングの方がうまい選手であるのは、あまり語られてない。どうしても代名詞がフライング・ボディーチョップだからあまりグランドの方は注目されて無かったのだろう。

 ブッチャーはこの頃から、あまり技も変わっていない。それは逆に言って凄い事だと思う。地獄づき、毒針エルボーなど今も使っている技をこの頃からフィニッシュホールドとして使っている。色あせない技って凄い事だよ。

 試合の方は、ブッチャーがマスカラスのマスクを破って(左目の所から破き、マスカラスの頭髪や額まで見えている)エキサイトした2人は、リング外に出て暴れ周り両者リングアウト。その後もリング外で暴れて、マスカラスのマスクは目も見えるほどだ。鶴田もマスカラスを助けに駆けつけ、ブッチャーはその後もマスカラスを睨みつけていた。

 ブッチャーとマスカラスが対戦していたのにも驚きだし、こんな対戦を実現出来たのは、馬場さんが社長だったからかな。これからも、意外な対戦、迷勝負があったら、紹介します。

 
by yakojik | 2006-09-19 23:48 | プロレス